大型二輪免許取得日記
その11
平成11年10月13日
今週はほぼ毎日自動車学校に通っている。なんとか今週でケリをつけたい
と思っているので、最後の追い込みである。
乗車受付の後に残りの教習時間の予約を済ませておく。金曜日にシミュ
レータをやって、土曜日に2時間乗ればおしまいとなる予定である。うま
くいけば、来週のどこかで卒業検定を受けて、再来週には新しい免許を貰
おうという算段である。『取らぬ狸のなんとやら』にならなければ良い
が、、、
さて、今回も1人を除いてみんな初めてみる教官ばかりである。一体、二
輪車の教官は何人いるのだろうか。謎は深まるばかりである。今回はまず
『回避』という課題をやるらしい。直線の端で待機して、教官の合図と共
に走り出す。教官が旗を上げるので、上げられた旗の色を見て決められた
動作をするというものだ。ちなみに、赤旗だと右に避けて、白旗だと左に
避ける。両方が上がると急制動するということになっている。早速チャレ
ンジ。
合図と共に走り出す。3速40kmでホールド。教官が右手で赤旗を上げ
た。一瞬考えてしまったが、左へ避ける。教官から『間違えたら立て直さ
ずにそのまま進むように』と言われてしまった。外周をぐるりと回って再
チャレンジ。合図と共に発進して加速する。今度は両方の旗が上がった。
急制動だ、、、、フロントを強く握ったのでかなりノーズダイブしたが、
ちゃんと停止できた。次はこのまま外周を走って急制動をやれとのこと。
前回の注意事項を思いだし、ブレーキポイントを手前に持っていく。一応、
それなりに範囲内で停止できている。特に教官からも何も言われなかった。
急制動を何回か繰り返したら、『出発点で待っているように』と言われた。
『じゃ、2コース行ってみようか』。2コースを回る。外周を1周。クラ
ンクを通り、波状路に行ってしまった。ミスコース。教官が後方から飛ん
できた。元のコースに戻り、坂道発進。そして、波状路→1本橋→スラ
ローム。どうも、自分が使っているバイクは1速から2速にうまく切り替
わらない場合がある。1本橋は1速だが、通過したら2速にシフトアップ
してスラロームとなるが、ギアがうまく切り替わらないので、最初の動き
がぎこちなくなってしまう。急制動→S字で2コース終了。
『じゃ、次1コース』。今度は1コースを回る。ここでもミスコースをし
たのだが、今回は何も言われなかった。実は教官もコースを覚えていない
のだろうか、、、、2コースを回り終えたら、ちょうど教習時間が終了と
なってしまった。
教習後の注意でもミスコースのことを指摘された。検定中のミスコースは
減点の対象ではないが、正規のコースに戻るまでの間は法規に従って走行
しなければならないとのこと。後、進路変更の仕方についても注意を受け
た。1回だけ急ハンドルと取られても仕方がないような進路変更をしたが、
それを注意されてしまった。『いやぁ、普段バイクに乗っていてやってい
る通りにやったんですが、、、』とは口が避けても言えなかったので、
黙って注意事項を聞いていた。
次はシミュレータなるものをやるそうだ。
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