大型二輪免許取得日記
その7
平成11年10月7日
2時間連続の2時間目の教習である。前回と同じ教官である。この時間
で第一段階の見極めとなる。
同じ教官だということで、特に説明もなくキーを渡されてしまった。今
回は一番最初の教習で乗った12号車である。前の時間で乗っていた6
号車はちょっとギアが入りにくかったので、12号車になって正直ほっ
とした。
いつものようにウォーミングアップをするように指示される。その後は
練習コースを回る。しばらく走っていたら、教官がやってきた。8の字
である。
今回は低速から中速までいろいろと変化を付けられた。低速であれば半
クラッチを使えるのだが、中速になるとちょっとぎくしゃくしてしまっ
た。いままで乗った教習車はどれも同じなのだが、アクセル全閉とアク
セル開の間の差が唐突過ぎて、パーシャルコントロールが非常にやり辛
い。パーシャルコントロールができなければ、バイクをバンクさせるタ
イミングも計り辛くなってしまうので、どうもギクシャクした走りに
なってしまう。
しばらくぐるぐる旋回させられた後に注意を受ける。低速時にまだリー
ンアウトにはなっていなくて、リーンウィズくらいで旋回しているそう
だ。もう少しマシンと上体を起こして、回るとバランスが取りやすいん
そうだ。
その後はまたいつものように練習コースを回る。今回も場内を走る車
やトラックが多く、随所で渋滞していた。まさに実際の道路を走ってい
るかのような感覚である。これも、都会の自動車学校だからこその教習
なのだろうか、、、(笑)
大抵は横に教官が乗っているのだが、たまに無線教習で単独運転をして
いる車がいる。これが結構恐い。安全確認が不十分で、交差点で飛び出
して来たりするし、進路変更の合図がないこともある。さらには意味も
なく急ブレーキをかける場合もあり、なかなか気が抜けない。
しばらくすると、教習時間が終ってしまった。教官からは特に大きな注
意点はなかった。第一段階の見極めもOK。次回からは第二段階に進む
ことになった。第二段階からは実際の検定コースを走ることになるそう
で、コース図と注意点が書き込まれた紙を貰った。覚える必要はないが、
課題の順番を整理しておくようにと言われた。
第一段階は規定の5時間で無事終了。第二段階では7時間が最短となる。
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