大型二輪免許取得日記
その8
平成11年10月11日
今回から第2段階に入る。予定通り(!?)ストレートでここまで来た。乗
車受付で『今日から2段階ですね。頑張って下さい。』と言われる。そ
のまま控室に行くと、今日も人が溢れている。仕方がないので、外で待っ
ていた。しばらくすると、教官がやってきて、『検定を受けられた方、
付いてきて下さい。』というとどっと人が出ていってしまった。そうい
うことだったのね、、、
前の時間の人たちが帰ってきて注意事項を伝えられてから次の時間の教
習生が呼ばれる。簡単な受付をする。大型二輪の教習生が4人いた。半
分に分けられ、それぞれに1人教官が付いた。今回は初めて見る人だ。
いつものようにキーを渡される。今日も12号車だ。指定されたバイク
のところに行って準備をする。いつもならウォーミングアップを指示さ
れるが、今日は2段階の最初ということもあって、ホワイトボードを使っ
てコースの説明を受けた。大型二輪の卒検には1コースと2コースの2
種類のコースがあるが、今日は1コース。基本的なことは分かっている
つもりだが、自動車学校にはいろいろとローカル
ルールがあるので、教官の話はちゃんと聞いておいた。
一通り説明を受けてから、実際にコースを走る。要所要所で教官から注
意を受ける。1コースは
- 外周を1周
- 坂道発進
- 踏切
- クランク
- 波状路
- 一本橋
- スラローム
- 急制動
- S字
という順番で課題をこなさなければならない。この中で、波状路は今回
初めてチャレンジする課題である。立った姿勢のままで5秒以上でクリ
アしなければならないそうだ。最初は時間は気にしなくても良いと言わ
れたものの、横で見られているとついつい意識してしまうではないか。(笑)
ここは膝のクッションをうまく使わないとぎくしゃくしてしまうようだ。
急制動は、何もせずにそのまま通過してしまった。一応、停止できるだ
ろうくらいは確認しておいた。S字からスタート地点に戻る。これで1
コース終了。ただし、停止位置は決められたポールの先端にフロントタ
イヤを合わせなければならないらしい。誤差は±30cm以内なんだそ
うだ。これより多くても少なくても検定時には減点の対象となるらしい。
もう一度教官の後について1コースを回る。コースはだいたい覚えたよ
うな気がする。後は一つ一つの課題をミスなくクリアできるかどうかだ
ろう。そのまま1コースを1周したら、教官が『じゃぁ、あとは一人で
練習してください』と言って、別の教習生のところに行ってしまった。
こっちは淡々とコースを走る。ほとんどの課題は難しくないのだが、波
状路だけは今回が初めてということもあり、なかなかうまくクリアでき
ない。どうもおっかなびっくりで走っている気がする。とりあえず、転
倒もしてないし、エンストもしてないので、今日の段階では別に気にし
ないことにする。
しばらくすると教習時間が終ってしまった。バイクと止めて事務所に入
る。特に注意は受けなかった。次回は2コースを使うのでコースをしっ
かり覚えてくるように言われた。
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