大型二輪免許取得日記
その9
平成11年10月12日
今回は前回に引続き卒検コースを走ることになっている。前回が1コース
で今回が2コースとなる。1コースと2コースの違いは最初に坂道発進を
やるか、クランクをやるかだけである。後の課題の順番はどちらでも同じ
である。具体的には、
- 外周を1周
- クランク
- 坂道発進
- 踏切
- 波状路
- 一本橋
- スラローム
- 急制動
- S字
という順番になる。
例によって、時間になると事務所に呼ばれる。今回も今までとは違う教官
である。一体、二輪の教官は何人いるのだろうか、、、
バイクのキーを受けとり、始動前点検を行なう。今だかつて始動前点検で
問題を発見したことはないが、一応やらなければならないことになってい
るのでやっておく。
しばらく待っていると教官がやってきた。まずはウォーミングアップで外
周を2周。その後、2コースを回るそうだ。いつものように外周を回る。
出発点に戻ると、教官が待機していた。後から付いてくるように言われる。
今回も要所要所で注意を受けながらコースを回る。しかし、ほとんどが前
回聞いたものばかりだった。前回と教官が異なるので仕方がないといった
ところだろうか、、、
一通り回ったところで『じゃぁ、後はこのコースを練習して下さい』と言
われる。この時点ではまだ急制動はやることになっていないが、そこそこ
の感触は掴んでおくことにした。ブレーキのタイミングが計れないので、
規定よりも制動距離が長くなっている。まぁ、なんとかなるだろう。
2コースを何周か回ると残り時間が少なくなったようで、1本橋→スラロー
ム→坂道発進を繰り返し練習するように言われる。この時間の教習生のほ
とんどがそこに集められているようで、かなりの渋滞になってしまってい
る。どうも、これは教官の手抜きではないかと思い始めた。真相はいか
に、、、
教習時間が終ったので、出発点に戻り、指定された場所にバイクを止める。
特に注意は受けなかった。次の時間も連続で教習を受けるのだが、次は急
制動をやるんだそうだ。休み時間の間にエルボーパッドとニーパッドを付
けておくように言われた。
Copyright (c) Masatsune Wake (1999), wake@yk.rim.or.jp