カナダに行ったよ
その4
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- オプショナルツアー
今回のツアーで募集があったニューヨークでのオプショナルツアーは5コース。
夜のマンハッタンをヘリコプター(と思われる)で遊覧飛行できるコース。本場
のジャズを楽しむことができるコース。ハドソン川をナイトクルージングする
コース。リムジンでニューヨークを観光できるコース。そして、我々が参加し
た、摩天楼の夜景と夜のエンパイアステートビルディングが楽しめるコース。
いずれも夕食付き、日本語のできるガイド付きで、値段は$120〜$350
くらいまで様々である。中には正装でないとダメとか、子供の参加はダメな
コースもある。ちなみに、我々が参加したコースはジーパンではダメだが、ネ
クタイは必要ではないというものだった。
- 夜の摩天楼を楽しみながらの夕食
目覚し時計の音で目が覚めた。18:30らしい。ざっと2時間ほど寝ていた
ことになる。しばらくぼーっとしていたが、19:00にロビー集合なので、
さっさと着替える。正装する必要はなかったが、せっかく日本から持ってきた
ので、ジャケット来て、ネクタイをつける。ロビーにはすでに我々を除く参加
者全員が集合していた。
フォードの大型バンに乗り込み、出発。どこをどのように通ったのかは覚えて
いないが、ウィリアムズバーク橋を渡ったところに本日のディナーを食べる
”giando”というイタリアンレストランがある。
このレストランからの景色は最高!ウィリアムズバーク橋と摩天楼が真正面に
見える。徐々に日が落ちていき、窓一面に摩天楼が広がった時には思わず『写
真と一緒だ〜』と思ってしまった。
ここでは食前酒(ワイン)→サラダ→パスタ→肉料理→コーヒーの順となってい
る。ワインの注文を取りに来たウェイターが『アカ…シロ…』と日本語を使っ
ていたのには笑ってしまった。(この理由はいずれ分かることとなる。)自分は
白ワインを、正美は赤ワインを注文した。全員分揃ったところで乾杯する。
サラダはそうでもなかったが、パスタはやっぱり塩辛い。肉料理は小羊だった
が、クリームソースが非常に美味しく、なかなかジューシーだった。つけ合わ
せのブロッコリーが巨大だったのには参ってしまった。
- ここでも日本人が…
店に入った時は自分たち以外に日本人はいなかったのだが、時間が経つにつれ
て続々と日本人がやってきた。しかも、子供の団体まで現れた。これではウェ
イターが日本語を喋るようになるなぁと痛感してしまった。
ただし、店の雰囲気が雰囲気なので、中学生くらいの子供とはいえ、大人しく
食事をしてくれていた。これはありがたかった。
- 夜景を楽しむ
21:00頃に食事を終え、店を出る。ここでもお店の名刺を貰って帰る。
最初にブルックリン橋のたもとにある水上公園のようなところに寄り、夜景
を見る。一番端まで行くと、自由の女神を見ることができた。しかし、全長
数十メートルの彼女は周囲のビルに比べると小さ過ぎて、『そう言われれば
あれは自由の女神だね』という程度でしか見ることができない。期待してい
ただけにちょっと残念だった。ダメモトで夜景の写真を撮ってみたが、あと
で現像してみてもやっぱり何も写っていなかった。
10分くらいでバンに戻り、ブルックリン橋を渡る。ここはCMなどにもよ
く使われている橋。真中は人が歩いて渡れるようになっている。21:30
近くだが、思っていた以上に歩いている人が多い。
- 夜のエンパイアステートビルディング
再びエンパイアステートビルディングに上る。現地ガイドさんはチケットの
購入まではやってくれたが、駐車場が少ない関係で長時間車を離れることが
できないらしく、展望台へは我々だけで上ることとなった。昼間と同じ順路
で86階を目指す。ちなみに、今回のチケット番号は”509155”だっ
た。昼間から比べるとざっと2000人弱がここを訪れていることになる。
昼間と違って、夜は観光客が多い。80階に上がるためのエレベーターも2
本待たなければならなかった。80階に上がると、上りも下りも人が多く、
これまた待たなければならない。係員が『Sorry. Wait a two minutes.』と
言ったので、『Sure!』と答えたら、ニコっと笑ってくれた。
そんなこんなでようやく86階に到着する。現地ガイドさんから、『頂上に
到着してから30分間景色を楽しんで、戻ってきて下さい。』と言われてい
たので、22:30にホールで待ち合わせることにして解散する。
我々はまず外に出て夜景を見ることにした。東西南北と綺麗に別れているか
は分からないが、4つの面があるので、それぞれの景色を見て回る。だが、
ビルに対する照明が明るすぎてあまり見えない。何枚か写真を撮ってはみた
が、やはりちゃんと写っていなかった。
- 降りるのも大変なのよ
そうこうしているうちに、集合時間となる。全員が揃ってからエレベーター
に乗るために行列に並ぶ。元々狭い空間にたくさんの人間が上がってきてい
て、滞在時間もまちまちなので、どうしても降りる方が混雑してしまう。も
うちょっとでエレベーターというところで、係員が『2つあるうちの1つは
上り専用にしてある。階段だと80階まで2分しかかからない。急ぐ人は階
段を使った方がいい。』ということを言っていた。自分が先頭だったので、
後ろのみんなに聞いてみたが、歩くのは嫌だと言うのでエレベーターを待つ
ことにする。
やっとエレベーターに乗って80階まで降りる。ここは上とは違ってそんな
に人がいない。あっという間に下界まで降りてしまった。バンが止まってい
る場所まで歩く。さすがに23:00近いので人通りは少ない。大きな通り
は明るいのでよいのだが、細い路地は先の方が薄暗くなっていて、なんとな
く不気味である。
バンのところに行ったら、現地ガイドさん以外の人もいる。一瞬、もめごと
かと思ったが、バンの警報器が誤動作してしまい、ついさっきまでエンジン
がかからなかったとのこと。警報器が作動してしまったので、付近にいた仲
間が駆けつけたらしかった。何にせよ、何事もなくてよかった。
帰りはロックフェラーセンターの前を通ってホテルまで戻る。冬だと無料の
スケートが設置されて、クリスマスが近くなると大きなツリーが置かれるら
しいが、今は真夏である。
- おやすみなさい、、、
23:15頃にホテルに到着。車に乗っているときは異様に眠かったが、部
屋に戻ったら眠気を感じなくなってしまった。テレビをつけてしばらくベッ
トの上でゴロゴロしていた。
0:00過ぎに寝る。おやすみなさい、、、
To Be Continued…
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