カナダに行ったよ
その6
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- 5th ave.を歩く
ヤンキースのお店から5th ave.まで戻り、そこからウィンドウショッ
ピングというか、見物しながら下っていくことにする。ティファニーやディ
オールなど超有名なお店が軒を連ねているが、二人ともあまり興味がないので、
外から見るだけ。す〜っと通り過ぎてしまう。55st.辺りにウォルトディ
ズニーのお店があったので立ち寄ることにする。1階は小物や衣類が中心。2
階は本やビデオ、ぬいぐるみ、文房具などが中心だった。5階くらいまである
ようだったが、2階までしか上がらなかったので上がどうなっているのかは分
からない。正美はTシャツが欲しいようだったが、外人向けの大きいサイズし
かなかった。あとは子供用になってしまうようだった。ちょっと残念。
ディズニーの店を出てWest55st.をそのまま7th ave.まで進
む。右に曲がればホテルだが、昼ご飯がまだなのでそのまま7th ave.
を下っていく。
- マクドナルドへ行く
7th ave.から見ると、かなり下ったところにマクドナルドの看板が見
えた。とりあえず、そこを目指す。51st.くらいまで下ったところでふと
隣の8th ave.を見たら、そこにマクドナルドがあったので、そこに行
くことにした。
昼食時のためか、店内はお客さんでごったがえしている。なんとかレジまでた
どり着く。さて、注文である。日本のバリューセットのような、”Extra
Value Meal”なるセットがあった。これを注文することにした。と
ころがこのセット、飲み物は日本のLサイズ。ポテトもLサイズ。変わらない
のはハンバーガーの大きさだけである。我々の隣のレジにいた綺麗な女性が通
常のLサイズを持ってきた店員に対して『違う。もっと大きいもの!』と言っ
ていたのには驚いてしまった。細い体だったが、よく食べられるものだ。
正美はセットでなくても良いそうなので、セット1つとバーガー1つと飲み物
1つを注文することにした。セットは番号を指定すれば良いので簡単。問題は
単品である。一所懸命説明したが、出てきたのはセットが2つだった。反論す
るだけの会話力が無いのでそのまま代金を支払った。なんてこったい、、、ま
ともに商品が出てきただけでも良しとすべきだろう。
本家アメリカのマクドナルドでは『お持ち帰りになさいますか?それともこち
らでお召し上がりになりますか?』などとは聞いてくれない。全て紙の袋に入
れられる。店内で食べたい人は店内で食べるし、テイクアウトしたい人はその
まま袋を持って出ていく。店内で食べた人はゴミを紙の袋に入れて備えつけの
ゴミ箱に捨てる。子供から年寄りまでゴミはきちんと片付けてから出ていく。
どこぞの国の高校生のようにゴミを散らかし放題でそのまま帰るなどというこ
とはなかった。是非とも見習いたい点である。
たまたま席が空いていたのでそこに座って昼ご飯にする。隣の席にはサリーを
纏った人もいた。やはりアメリカは『人種のルツボ』である。あまりゆっくり
もしてられないので、てきぱきと食事を済ませる。ポテトは1つだけ食べて、
残りの1つは持ち帰ることにした。
- カーネギーホールを見る
8th ave.をWest56st.まで上がり、7th ave.にある
カーネギーホールを見にいく。日本のホールのように取り立てて巨大な建物で
もないし、ネオンサインもなければ、看板もない。ぱっとみただけではそれと
は分からないようなたたずまいである。入口のところに1つだけ掲示版のよう
なものがあり、そこに演奏会の予定などが書かれているようである。写真を1
枚撮ってホテルに戻る。
- NYラガーディア空港へ
ホテル到着は13:45。ジャスト集合時間である。荷物がちゃんとあるかど
うかを確認してからバスに乗り込む。ラガーディア空港までは20分くらいで
到着する。
JFKを見ているせいかもしれないが、ラガーディア空港が小さく感じられて
しまう。実際には航空会社ごとに使用するターミナルが異なっているせいもあ
るのかもしれない。駐機している飛行機もB727、B737、B767、
A310など中型機とプロペラの小型機も多い。
一応、国際線のターミナルなのだが、アメリカ→カナダの場合は出国審査がな
いようだ。そのままターミナルへと入っていってしまう。まるで国内線のよう
だ。一応、免税店はあるが小さいものが1軒だけである。なんだか国内線に乗
るような気分になってしまう。
- まさか、まさか、まさか、、、
AirCanadaの719便はA9ゲートから出発するようだ。すでにス
ポットインしていた。『おっ。A320か?』と思いワクワクしたが、それ
は1本前のトロント行きだった。そいつは15:00に飛び立ってしまった。
しばらくすると、AirCanadaのDC−9が着陸した。じーっと見てい
たらこちらの方に向かってくる。『まさか、、、』と思っていたら、DC−9
は見事にA9スポットに入ってきてしまった。『まさかDC−9に乗ることに
なるとは、、、』いままでにB767、B747、DC−10にしか乗ったこ
とがなかったので、とても小さな飛行機に見えてしまう。これでも立派な国際
線である。
- トロントへ
出発までは1時間ほどあるので、ロビーで正美とおみやげの相談をしていた。
そろそろおみやげのこともちゃんと考えておかないと自分たちのものばかりを
買って帰ることになってしまう。あーでもない、こーでもないと話していると
あっという間に16:00になってしまった。ボーディング開始である。
前から5列ほどがファーストクラスになっていて、それ以降20列ほどがエコ
ノミークラスとなっている。満席とはならないようで、自分の隣は空いたまま
であった。
シートには機内電話が備え付けてあり、機内から電話をかけられるようになっ
ている。当然だが、離着陸時には使用できない。機内アナウンスは英語とフラ
ンス語だった。が、ものすごい早口でだ〜〜〜っと喋られてしまったので何を
言っているのか全く分からなかった。やがてドアがクローズされプッシュバッ
クされる。自分たちの席はほぼ最後列だったため、エンジンが始動されるとす
ごくうるさくなってしまった。しかも、DC−9だから余計にうるさく感じら
れる。離陸する飛行機も着陸する飛行機も多いようで、プッシュバックされて
からタキシングに移るまでも時間がかかったし、滑走路に出るまでにも時間が
かかった。やがてラガーディア空港を離陸する。さようなら、ニューヨーク。
To Be Continued…
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