カナダに行ったよ
その9
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- トロントへ
17:00にバスに戻る。ナイアガラ・オン・ザ・レイクに到着したときは雨が
降っていなかったが、街に向かって歩いているうちにまた降ってきてしまった。
そのままバスまで戻ってきたので、ちょっと濡れてしまった。全員が揃ったとこ
ろで、トロントに向けて出発する。
再び睡眠状態に入ってしまったので、この間何が起こったのか全くわからな
い。
目が覚めたら、すでにトロント市内に入っていた。ナイアガラでは雨だったが、
トロントでは雨は降っておらず、綺麗な夕焼けが見えていた。いろいろと買い物
をしているので、ホテルに寄ってから食事をするレストランへ向かうこととなっ
た。
- 今日の夕食は日本食
今日の夕食はトロント市内にある日本食レストラン”やまと”である。”やま
と”があるあたりはブティックなどが並んでいるところで、デザイン関係の会社
も多いそうだ。
店に入ったところで、ガイドのかおりさんとはお別れ。労いの拍手でお別れす
る。
最初に魚をぽんずで煮たものがでてきた。それから刺身(まぐろとサーモン)、天
ぷら(えび、なす、レッドピーマン)、ご飯、味噌汁、漬物で、デザートが抹茶の
アイスクリームだった。一番驚いたのはレッドピーマンの天ぷら。大きさもさる
ことながら、なんとなく甘い。緑のピーマンを天ぷらにしてもこんな味にはなら
ないと思う。味噌汁はちゃんと鰹だしが効いていた。
- 謎のコック、現わる
食事の途中で、『yummy!yummy!』と叫びながらコックたちが現れた。
何事かと思ってみていたら、鉄板焼を作っている。日本でも、こしょうの入れ物
を回したりしてショーのように鉄板焼を作る人がいるが、それに比べると明らか
に手際が悪い。とてもじゃないが、料理を作っているとは思えなかった。顔立ち
はアジア系だが、日本人には見えなかった。後で、日本人の店員に聞いたら、ど
うも中国系らしいとのこと。その人も詳しいことは知らないそうだ。
帰る前にトイレに行ったら、入口に男性用には『samurai man』。女
性用には『geisha woman』と書いてあった。思わず笑ってしまっ
た。
- 夜のトロントを散歩
”やまと”からは各自で自由にホテルまで戻ることになっていたので、正美と二
人で歩いて帰ることにした。21:00を回ったくらいだが、人通りはまだかな
りある。しかし、日本のように制服を着た高校生がウロウロしているなんてこと
はなかった。もっとも、自分たちが通ってきたベイストリートはメインであるヤ
ングストリートほどは店が並んでないので、たまたまその程度だったのかもしれ
ない。
途中でレンタルビデオショップを見つけた。こういうシステムは日本にしか存在
しないと思っていたのでちょっと驚いた。レンタル料金は分からなかったが、そ
こそこの広さの店だった。店の中には入らなかったので、レンタルされているビ
デオの種類までは分からない。
日中は気がつかなかったが、夜はかなり肌寒い。真夏でもこれくらいなのだか
ら、真冬だと飛んでもないことになるのではないかと思う。ベイストリートとい
う道を下っていくとホテルが見えてきた。ホテルの近くのコンビニのような店に
入ってみる。ジュースやスナックだけでなく、日用雑貨や薬、野菜なども売られ
ていた。ここでポテトチップスを買ってホテルに戻った。
- やはり日本人のガキはうるさい
ホテルに戻ると、疲れのせいか正美はすぐに寝てしまった。自分はしばらく起
きていたが、1時間くらいすると廊下から日本語が聞こえてきた。23:00
を回っているというのに、かなり大きな声で騒いでいる。気持ちは分からなく
もないが、やって良いこととやってはいけないことを判断できていない。だか
ら、『ガキ』なのだ。やはり、日本人はどこまで行っても日本人なのだと思っ
たら、恥ずかしいと同時に悔しかった。
To Be Continued…
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