変圧器と電源プラグ


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電化製品と言えば、電気がなければ動作しません。バッテリー駆動になっていた としても、バッテリーを使い切ってしまえば終りです。必ず充電しなければなり ません。
日本では家庭用電源は、電圧 100V で、東日本であれば周波数 50Hz 、西日本 であれば周波数 60Hz の交流電源を用いることになっています。しかし、世界 には様々な電圧、周波数が存在します。当然、電圧などが異なればそのまま使う ことはできません。そのために必要なものが変圧器です。
また、日本では電源プラグは平べったい板のようなものが 2 本並んでいる電源 プラグを使いますが、世界には様々な形の電源プラグが存在します。世の中には これらの形を合わせるためのアダプターが存在します。

変圧器

変圧器は普通のお店ではあまり見かけません。秋葉原の電気街では外国のお客さ んも多いため、お店に常備しているところは多くなっています。また、成田空港 の出発ロビーにある電化製品を扱うお店でも売られています。
世界で使用されている電力は 100V 〜 240V まであるそうで、周波数は 50Hz 〜 60Hz まであるそうです。日本で販売されている変圧器は、これらの異なった電 圧を 100V 、 50Hz or 60Hz に変換するものです。
機能が多ければ多いほど価格は高くなります。単に変圧だけをするものならば 5000 円程度で売られています。サーモスタットなどの安全装置が付くと 1 万 円を超えるものもあります。用途やサイズなどでどのレベルのものを買うかを 決めれば良いでしょう。
しかしながら、最近のノートパソコンやデジカメの充電器、シェーバーなどは ワールドワイド電源を搭載しているものがほとんどです。ワールドワイド電源 とは、 100V 〜 240V までの全ての電圧に対応しているもので、プラグの形さ え変換すれば変圧器は不要なものを指します。取扱説明書などで確認の上、使 用してください。
ちなみに、アメリカでは 100V 〜 115V くらいの電圧が使用されており、よほ どの精密機器でない限り変圧器は不要なようです。

電源プラグ

世界で使用されている電源プラグの数は多岐に渡っているようで、 8 種類ほど あるようです。この変換器も秋葉原や成田空港で販売されています。 1 つずつ バラ売りされているものもありますし、いくつかの種類がまとめられて売られて いるものもあります。自分は 8 種類ほどのプラグ変換器がセットになったもの を成田空港で購入しました。値段は 5000 円程度だったと記憶しています。
あまり海外に出ない、または海外に行くとしてもアメリカが中心というのであ れば、アメリカのプラグの形は日本と同じなので、変換器を準備する必要はあ りません。

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