『夕顔亭』は茶室なのだが、お殿様が出入りするので、頭を下げずに済むように
普通の大きさの出入口となっているそうだ。右側の翠滝の写真に写っている建物
は園内にある『三芳庵』というところである。
もう12月も真近なので園内の木々は積雪に耐えるために添え木やロープで枝を
吊られている。毎年季節の風物詩としてニュースで見ることはあるが、実際に見
るのは初めてである。
そのまま瓢池から霞ヶ池の方に上がっていく。
しかし、園内には茶屋がたくさんあるのには驚いてしまった。どこでもおだんご
とお茶のセットがデフォルトとなっているようだ。中には甘酒を置いているとこ
ろもあるようだった。さすがに、これから車を運転しなければならないので、甘
酒を飲むのは止めておいた。
園内を1周している時に、日本海の方に虹が掛かっていた。
画像データにすると非常に見にくいが、真中辺りにうっすらと虹が掛かってい
る。
最後に『ことじ灯籠』を見に行った。ここは兼六園のパンフレットの表紙にも
なっているし、兼六園の代名詞みたいなものである。すでに紅葉シーズンは過ぎ、
雪化粧には早いが、美しい風景となっている。