- バスクの吠え声で目覚める
明けて12月28日。バスクの吠える声で目覚めてしまった。最悪の目覚めで
ある。
まだ7時前だった。福岡は横浜に比べて夜明けが1時間ほど遅い。横浜だと7
時だとすでに太陽が登っているが、福岡では7時過ぎにようやく明るくなって
くるのである。
- パソコン探索
今回は母に電子メールを使わせるためにパソコンを購入しようかと考えていた。
そのためにはまず市場調査が必要である。(笑)ただ、問題なのは50歳を越え
た母にパソコンが使いこなせるかということである。
実家の近所にあるディスカウントストアや電器店を見て回ることにした。いろ
いろと見ているうちに、最近のワープロには機種によってはモデム、しかも
33.6Kbps(!)が内蔵されていることが分かった。ワープロを製作して
いる会社によって、様々なプロバイダへの加入サービスも行なわれていた。当
然のことであるが、パソコンよりは低価格である。
一応、NECの文豪か富士通のOASYSのどちらかにすることだけを決めた。
- 呼子へGo!
呼子までイカの活造りを食べにいく。母をパート先まで迎えに行き、そのまま
呼子を目指す。
自分自身、最後に呼子に行ったのはマスター1年の時だからほぼ5年ぶりとな
る。目指すお店が残っているのかが不安だったが、ちゃんと健在であった。
メインはイカの活造りなので、迷う心配はない。ただ、海老入り味噌汁が付く
かどうかの違いがあるが、400円の差なので、海老入り味噌汁の方を選んだ。
最初にお茶とお通しが出てきた。たこの辛し酢味噌和えだった。思わずビール
が欲しくなるが、車を運転しなければならないので止めておく。
- イカを堪能する
しばらくしてイカが運ばれてきた。一人当たり2ハイのイカがある。まだピク
ピク動いているので、ついさっきまで泳いでいたことがわかる。実際にお箸を
足に付けると吸盤に吸い付いてしまう。まさしく『活造り』である。
妻は生まれてからずっと神奈川県下で育ってきたため、イカの活造りにお目に
かかるのは初めてらしい。母も活造りは初めてのようで、ふたりとも十分に堪
能してもらえたようだ。
- まだまだ続く
活造りだけで終るはずもなく、一通り食べたイカはてんぷらに回される。この
てんぷらがまた大量に出てくる。誰もが『あれだけ活造りを食べたのに…』と
絶句してしまう。しかも、海老入りの味噌汁とご飯も付いてくるのである。な
お、味噌汁に入っている海老は大きな殻付きの海老で、3匹も入っている。
一生懸命食べていたら激写されてしまった。
これだけ食べても1人前2400円である。関東圏ではあり得ない値段である。
なお、海老入り味噌汁でない方だと2000円である。
- お店の名前
今回のお店は『いかの生造り 大和』という名前である。呼子の町を越えて、
名護屋大橋を渡ったところにある。
To be continued…