海辺でリゾート!?
Vol.1
- 大丈夫か、、、
今回ほど旅立ちまでに気を揉んだのも少ないだろう。というのも、出発
の前日の日曜日は出社しなければならないことになってしまった。しか
も、ちょっと込み入った事情で自分以外の者では対応できないときたも
んだ。久しぶりに緊張感のある仕事はできた。(笑)
- 今回の旅の目的と面子
今回の旅行はジャマイカにいるであろう、妹をはるばるたずねて行くツ
アーである。便宜上ツアーといっているが、なんのことはない通常の個
人旅行である。
今回の面子は、自分、妻、そして、自分の母親である。母は海外旅行の
経験はあるものの、こんかいのような長いフライトは初めて。付け加え
れば、前回作ったパスポートはすでに失効している。これで程度がわか
ろうものだ。
ともかく、今回はこの 3 人で繰り広げられることになる。
- チケット争奪大作戦
今回のツアーはかなり我が侭で、かつ、普通の観光客が訪れないような
場所に行くことになる。そのため、一般のツアーには該当するようなも
のがなかった。そのため、全て自分たちでスケジューリングし、必要な
ものを手配する必要があった。
最初に横浜にある格安チケットの営業所に行ったが、あいにく定休日で
あった。仕方がないので、すぐ近くにあった JTB の横浜西口支店を訪れ
た。いろいろとパンフレットを見ていると、どうやら個人でプランを作っ
て旅行ができるらしい。窓口で応対してくれた職員さんにいろいろと話し
を聞いた。この時点で出発予定日の 3 ヶ月前だが、すでに予約できない
場合があるとのこと。改めて厳しさを認識した。一般に、日本は不況で海
外旅行に行く人間が減っているらしいが、どこか違う場所での現象なのか
もしれない。
8/8 出発ではすでに飛行機の予約ができなかった。 8/10 出発なら成田か
らニューヨークまでの ANA は予約できた。あとは、これを基準にしてそ
れ以外のチケットを押さえていくことになる。
- 出発日 1 週間前の決定
JTB の担当の方にも頑張ってもらったが、結局最後まで 8/10 出発は変
わらなかった。全てが決まったのは 7 月末。もう目の前に出発日が迫って
いた。
今回の旅程は、
日 |
便名 |
発 |
着 |
備考 |
8/10 |
ANA NH010 |
11:00 成田発 |
10:35 ニューヨーク JFK 着 |
エコノミークラス |
8/10 |
American Air AA959 |
15:00 ニューヨーク JFK 発 |
18:35 マイアミ MIA 着 |
エコノミークラス |
8/10 |
Jamaica Air JM036 |
19:30 マイアミ MIA 発 |
21:35 キングストン KIN 着 |
エコノミークラス |
8/15 |
Jamaica Air JM025 |
15:00 キングストン KIN 発 |
19:45 ニューヨーク JFK 着 |
エコノミークラス |
8/17 |
ANA NH009 |
12:15 ニューヨーク JFK 発 |
14:35 成田着 |
エコノミークラス |
となる。
- 羽田へお出迎え
前日に母が上京してくるので、羽田空港まで出迎えに行った。その日は故
あって出社していたが、なんとか時間までに脱走できた。帰りの車の中で
FM を聞いていたら、羽田への道が渋滞しているらしい。自宅に戻ったら
そのまま出発する。
羽田のロビーで福岡からの到着便を待っていると、若乃花が降りてきた。
お付きの人が 1 人付いていた。東京無線のタクシーがすでに待っていて、
それに乗ってあっという間に去ってしまった。実物の若乃花は初めて見た
が、以外に小さいという印象を受けた。
他からの到着便が重なったためかもしれないが、到着ロビーはかなり人が
いた。なんとか母を見つけることができた。途中で食事をして自宅に戻
る。
- いまから荷物の準備
自宅に戻ると早速荷物の準備を始める。さまざまな事情で今日まで準備が
できなかったのであった。着替えや洗面道具などをパッキングする。なん
とかスーツケースに荷物を詰め込んだ。
すべての準備が終わって寝たのは 0:00 近くだった。
- あやうく寝過ごすところだった
出発時間を 5:00 にしていたので、 4:20 頃に目覚ましが鳴るようにセット
しておいた。ところが、目覚ましが鳴ってもそのまま止めてしまい、 2 度
寝してしまった。幸い、妻が目覚めたので良かったようなものの、あのまま
誰も目覚めなかったら恐ろしいことになっていた。
自分はまずシャワーを浴びる。てきぱきと身支度を整える。母も妻も着替え
を済ませている。全員の準備が整ったところで出発である。
出発前に 1 枚
- 平日の早朝だからか、、、
車にスーツケースを積み込み、出発する。綱島街道を東に向かう。平日の早
朝なので車はほとんどいない。快調に進む。もう少し車が多いかと思ってい
たが、ちょっと拍子抜けしてしまった。
当初の計画では羽田から湾岸線に乗ることも考えていたが、去年の経験から
大井 JCT 辺りで必ず渋滞するので、避けることにした。このまま中原街道
を進み、目黒から首都高に入る。その後はレインボーブリッジを通り、湾岸
線に出て、そのまま東関道に入ることにした。
- 快調すぎる
レインボーブリッジも難なく通過。湾岸線もまったく渋滞なし。おまけに
東関道もまったく渋滞していない。こんなにスムーズに来てしまうと成田
に早く着きすぎてしまう。東関道の習志野本線 IC にある海浜幕張 PA で
休憩する。この時点で 6:30 。自宅を出発して 1 時間しか経っていない。
恐るべき速さである。
ちょっとお腹が空いていたので売店でハムサンドを買う。 3 人で分けて
食べる。もっとも、「分けた」といっても、ほとんどは自分が食べてしまっ
たのだが、、、
湾岸幕張 PA からは 80km/h の走行に切り替える。それでも速すぎるが、
これ以上のペースダウンはできない。成田 IC 手前の酒々井 PA でも再度
休憩を取る。この時点でも 6:50 頃。今度は車を止めてちょっと仮眠した。
7:30 頃までここで休憩していたが、これ以上ウダウダしていても仕方ない
ので出発する。
To be continued...
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