今年も去年と同じワールドパーキング成田に車を預けることになっている。 パーキングに行くと、去年は砂利だった路面が舗装されていた。儲かって いるのかもしれない。
預り証を受け取り、係員の運転でターミナルへ向かう。途中の検問では例に よってトランクをチェックされる。とりあえず誰かのパスポートの提示が 必要なので、自分のパスポートを提示する。検問もなんなく通過し、第 2 ターミナルの出発ロビー前に着いた。スーツケースを下ろし、インテグラは 係員に運ばれていった。
今回は夏休み初日ではないので、出発ロビーにいる人は少なかった。
出発便の案内
海外への旅行者が出発するピークと言われていたのが 8 月 8 日で、ほんの 2 日しか違わないのだが、こんなにも人の多さが変わるとは思わなかった。
前回はツアーだったので海外旅行傷害保険の申し込みができたのだが、今回 は自前なので保険の斡旋はなかった。万が一のときのために傷害保険に加入 することにした。
ファミリータイプのものがあったのだが、これは同居でないと適用されない らしく、自分たち夫婦と母は別になってしまった。ちょっと納得できないが、 保険会社の規則なのでどうしようもない。加入した保険は一番安い奴だった が、保険料は合計で 38,000 円ほどになってしまった。
出発ロビーにて
まずスーツケースを預けてしまいたかったので、搭乗手続きをする。今回は 団体ではないので、一般用のゲートから ANA のカウンターがある A アイラ ンドに入る。エコノミークラスのカウンターには 20 人ほどの人が並んでい た。団体のカウンターはガラガラだった。
やがて順番が来て、搭乗手続きをする。懸案事項だったスーツケースをスルー で預けることができるかは、無事スルーで預けられた。これでジャマイカま であのスーツケースにお目にかかることはなくなった。カウンターで自分と 母の分のマイレージ登録をする。残念ながら、妻はマイレージカードを忘れ て来てしまった。まぁ、事後でもマイレージの登録はできるので大丈夫であ る。
無事搭乗手続きが済んだので、次は食事である。今回も前回と同様に屋台が 並んでいるお店にする。母は洋定食。妻はカツカレー。自分は何にするか迷っ たが、結局去年と同じカツカレーに落ち着いた。座った席が一番端の円卓だっ たので、ゆっくりとくつろぐことができた。
食事の前
お店を出てから衣料品を売っている店に立ち寄る。母が妹から日本らしい T シャツを買ってくるように頼まれたらしい。この T シャツはお世話にな るであろう、タクシー運ちゃんへのおみやげになるらしい。その後、本屋に 立ち寄る。自分は特に買い物はしなかった。
最後に銀行に寄ってレートを確かめてみようということになり、出発ロビー に降りてみて驚いた。出国審査場へ入るのに行列ができているのである。そ れもかなり長い。そのため、銀行には寄らずそのまま行列に並んだ。
入口で係員に空港使用料のチケットの半券を取られる。手荷物検査場を抜け て出国審査となる。日本人の出国に関しては何も聞かれることはなく、スタ ンプを押しておしまい。めでたく出国となる。
最初の海外旅行の時からそうなのだが、どうも「スタンプを押された先は外 国」というイメージが強い。妻はそんな感じはしないらしい。
最初にロビーの中にある千葉銀行の窓口で米ドルに両替する。今回は母だけ が両替する。自分たちは手持ちがあるので両替せず。ここでのレートは $1 = 149.50 円だったように記憶している。
無事両替も完了したので、免税店を覗いてみる。別に買いたいものがあるわ けではなく、完全に冷やかしである。この免税店で売られているものは酒、 たばこ、化粧品がメインでそれ以外の品物はわずかしかない。
今回の搭乗ゲートは D95 。サテライトからの出発である。去年の夏が第 2 ターミナルの左側。イスラエル出張の時がターミナルの右側。そして今回が サテライト。見事にすべて違うゲートからの搭乗になっている。
サテライトへ行くにはシャトルに乗らなければならない。両替が終わった 時点でターミナルには用事が残っていないので、シャトルに乗ってサテライ トに移動する。サテライトには京葉銀行があったが、レートはターミナルの 千葉銀行と一緒だった。なぜか、安心する。
D95 ゲートの前のベンチに座って出発までの間の時間をつぶす。自分たちが 搭乗する飛行機をデジカメで撮っておいた。
JFK行 NH010 便
しかし、去年の夏にあれだけ大人数がいたのに、今回はどうもあまり人がい
ないように感じてしまう。去年の搭乗口が狭かったせいもあるのかもしれな
い。
搭乗予定時刻の 10:30 になると早くも搭乗口の前には行列ができていた。
日本人は本当に行列が好きな民族である。こっちは行列するつもりなどさら
さらないので、ベンチに座っていた。やがて、エコノミークラスの搭乗開
始のアナウンスがあったので、搭乗口に向かう。